「兼業」で複眼・多眼の人材を|BCG元日本代表、御立尚資氏の提言

こんにちは、勝木(@blankfein525)です。


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書き手
先日、NewsPicksでアップされていたBCG元日本代表の御立尚資氏のインタビュー記事が、非常に先進的で印象的な内容でしたので、この場でご紹介させて頂きます。

所属するひとつの組織の名刺だけで生きていくという時代ではない|NewsPicks

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(画像引用:NewsPicks

本記事は、NewsPicksの人気連載「イノベーターズ・ライフ」の最終話「『兼業』時代に取り組む3つのライフワーク」です。インタビューから一部引用させて頂きます。

ボストンコンサルティンググループ(BCG)の日本代表を今年1月1日で退き、来年9月にはパートナーも辞める。その後、何をやるか。気楽に過ごしたいというのが本音だが、自分の性格と、これからは兼業が当たり前になりそうな時代の流れを考えると、複数のことをやってみようかな、と思っている。いわば、シニアなフリーターだ。所属する1つの組織の名刺だけで生きていくという時代ではないように思う。今もやっている京大大学院での客員教授の仕事、いくつか頼まれているCEOのコーチ、NPOの仕事、ベンチャーのメンタリング、やりたいことはたくさんあるが、自分が自分ならではの価値を出せることだけに絞って、ライフワークとして手がけていこうと思っている。

参考リンク:【最終話・御立尚資】「兼業」時代に取り組む3つのライフワーク


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「兼業」で複眼・多眼の人材を|ダイヤモンド・オンライン

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(画像引用:Diamond online

また、御立氏は、ダイヤモンド・オンラインのインタビューでも、「兼業」について言及されていて、こちらの記事も非常に有益で勉強になります。一部抜粋しますが、以下のリンクから全文を読むことをオススメ致します。

まず「兼業」です。先にロート製薬が「社外チャレンジワーク制度」と「社内ダブルジョブ制度」の導入を発表して話題になりました。面白いなと思います。複数の帽子をかぶれる人は違うものの見方ができる。そういう人材を自らも育てようというのです。シニアなコンサルタントは、さまざまな業界や会社を見ているので、複眼での比較くらいまでは普通にできるようになっています。一つの企業で育った場合は、これを意図的にやらなければ難しい。通常は、部門間のローテーションや少数の人の外部派遣どまりです。これを「兼業」まで踏み込んで、個々人にどんどんやらせる。ライフスタイル面での柔軟性担保だけでなく、「兼業」で複眼・多眼の人材を作ろうというのは、本当に面白い(以下略)。

参考リンク:1000年単位の歴史観を持てば未来の潮流が見えてくる|ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター 御立尚資|ダイヤモンド・オンライン


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ATカーニー元日本代表梅澤氏「これからの働き方は人生三毛作となり、二足のわらじが必要となる」

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(画像引用:日経ビジネスオンライン

さらに、関連するところで言えば、以前の記事でも言及させて頂きましたが、世界的に著名なコンサルティングファームとして知られるA.Tカーニーの日本法人会長で、ワールド・ビジネス・サテライトにてコメンテーターを務めていることでも知られる梅澤高明氏も、同番組内で、以下のような見解を明らかにしたことも注目に値します。

人生、二毛作・三毛作の社会に転換することです。人生で二つ、三つのキャリアを持つことですね。定年してから急に言われても多分無理なので、壮年のうちから準備することが大事です

1つの職業の賞味期限がますます短くなっている以上、一生の間に2つから3つのかなり違った職業人生を設計する必要があり、本業とは異なるスキルを身に付けることで、将来の選択肢を増やすことができるとのことです。また、10月14日に開催された「働き方改革」に関する意見交換会において、安倍総理も企業に兼業を認めるよう取り組む考えを示したことも驚くべきことです。同時に、兼業による労働時間の増加や本業と競合する企業との兼業を防ぐため何らかの対応策を検討する必要があるという認識も示したようです。





民間・行政・非営利組織(NPO)で活躍するトライセクター・リーダー

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(画像引用:Maclean’s

加えて、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、現在、米国を中心に、民間・行政・非営利組織(NPO)を分野横断的にまたいで活躍する「トライセクターリーダー」という概念が広まっていて、こちらも「兼業」と似た文脈で、非常に注目度が高まっています。フェイスブック社のCOOとして知られるSheryl Sandberg(シェリル・サンドバーグ)氏やグーグル社のJared Cohen(ジャレド・コーエン)氏が、トライセクターリーダーの代表例と言えるかもしれません。ジェレド・コーエン氏については、ダイヤモンド社から出版されている書籍「第五の権力—Googleには見えている未来」でも有名かと思います。こちらの著書は個人的にもイチオシです。ちなみに、ご存知の方も多いとは思いますが、こういったセクターをまたいだ「トライセクター・リーダー」の人材育成の分野においては、NPO法人「クロスフィールズ」の小沼大地さんが、企業と非営利組織をつなぐ野心的なプロジェクトを「留職プログラム」として意欲的に取り組んでおられまして、こちらも要注目です。小沼さんはハーバードビジネスレビュー誌の「未来をつくるU-40経営者」に選出された新進気鋭の若手起業家として知られている方です。「働く意義の見つけ方―――仕事を「志事」にする流儀」がダイヤモンド社から出版されているので、入念な購入を力強くオススメ致します。
Wedge (ウェッジ) 2016年 9月号 [雑誌]


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1986年生まれ。幼少期7年間をシンガポールで過ごす。京都大学工学部卒業後、新卒で邦銀に入行。現場では法人営業、本店ではグローバル金融規制対応、各国中央銀行との折衝に従事。外資系コンサルティングファーム勤務を経て、現在は大手監査法人において、ブロックチェーン技術をはじめとするFinTech関連の戦略立案に従事。本ブログ内での発言・コメントは所属する法人・団体とは一切関係ありません。また、特定の金融商品、投資対象、企業、人物に対する特定の意見・判断を述べるものでは一切ありません。寄稿や取材関連のお問い合わせは、Facebook、Twitterもしくはkenta119kenta@yahoo.co.jpまで宜しくお願いします。