ドイツで最も革新的な銀行「Fidor Bank(フィドール・バンク)」とは?~今注目すべき世界のフィンテック企業

こんにちは、勝木です。

本日は、備忘録的に、ドイツで最も革新的な銀行として知られる「Fidor Bank(フィドール・バンク)」について紹介したいと思います。

※ 暫定版につき、逐一、更新していきます。

Fidor  Bank(フィドール・バンク)とは

2007年にドイツで設立されたFidor Bank(フィドール・バンク)は、ビットコインを活用した金融取引サービスを提供する企業です。

参考リンク:Fidor bank(フィドール・バンク)

支店をもたない

Fidor Bank(フィドール・バンク)の本店はミュンヘンにありますが、支店は存在しません。営業時間が限定されている銀行と違い、Fidor Bank (フィドール・バンク)へのアクセスは常時可能です。メールアドレスやTwitterアカウントだけでお金の管理も行うことができます。

ビットコイン取引所と連携

Fidor Bank(フィドール・バンク)はビットコイン取引所と連携してサービスを提供しており、このサービスは「ビットコイン・エクスプレス」と呼ばれています。利用者は銀行口座の残高を利用して、即時にビットコインの購入、受取りを行うことができます。

ビットコインを他の利用者に送金することも可能で、銀行口座から振り込みするような感覚で、ビットコインを利用し、家賃や公共料金等の支払いに使用することが可能なのです。

従来の銀行システムによる送金サービス

これまでの銀行システムでは、銀行同士を接続するネットワークを経由し、振込みの指示が送られることで、銀行間の清算が行われており、振込の手続きについては、銀行サービスの営業時間中にしか行われないのが通例でした。国内であっても、受け手への入金は翌営業日になることもザラにあり、海外への送金の場合は、数日を要することも日常茶飯事でした。

ビットコイン・エクスプレスの活用で、リアルタイム送金が可能に

一方、「ビットコイン・エクスプレス」を使用すれば、24時間・365日稼働しているビットコインの仕組みを活用することにより、リアルタイムでの支払い、受取りが可能となります。

さらに、現金をビットコインに交換して取引所に預けるのではなく、取引実行時に現金とビットコインを交換するため、銀行が現金の管理を行うことになります。結果、ビットコイン取引所の破綻・トラブルなどによるリスクも回避することもできるのです。

オープンAPIを備えたFidor OS(フィドールOS)

さらに、Fidor bank(フィドール・バンク)のシステムは、オープンAPIを備えたミドルウェア「Fidor OS」を活用することで、外部のアプリケーションを簡単に統合できるシステム構造を備えており、一般的な銀行サービスのみならず、P2Pレンディング、クラウドファンディングといった外部サービスとの連携が可能となっています。

最後に

Fidor Bank(フィドール・バンク)は、まだまだ日本での知名度は高くないかもしれませんが、2007年にドイツ連邦金融庁に銀行免許を申請したことを皮切りに、2013年には「ドイツでもっとも革新的な銀行」に選出されたのみならず、2014年にはCELENT社のモデルバンクオブザイヤーにも選出されています。これから要注目の銀行と言えるでしょう。

※ 暫定版につき、順次、情報追加していきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれ。幼少期7年間をシンガポールで過ごす。京都大学工学部卒業後、新卒で邦銀に入行。現場では法人営業、本店ではグローバル金融規制対応、各国中央銀行との折衝に従事。外資系コンサルティングファーム勤務を経て、現在は大手監査法人において、ブロックチェーン技術をはじめとするFinTech関連の戦略立案に従事。本ブログ内での発言・コメントは所属する法人・団体とは一切関係ありません。また、特定の金融商品、投資対象、企業、人物に対する特定の意見・判断を述べるものでは一切ありません。寄稿や取材関連のお問い合わせは、Facebook、Twitterもしくはkenta119kenta@yahoo.co.jpまで宜しくお願いします。